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2009年01月25日

それほど食べてないけど、私の食事は中性脂肪ため込み食ですか?

現代人の関心ごとといば、男性女性問わず、常に上位にランキングされるのが
「ダイエット」。

食べるから太る。
だったら食べなきゃいい。
朝バナナダイエットに、キャベツダイエット、りんごダイエット。
・・・という誤った認識は若い人ほど多く、とても危険をはらんでいます。


中性脂肪対策としてもっとも健康的で効果的とされるのが、食事療法です。
なぜこれが一番なのか。

そもそも食事によって糖質や脂質が体内に入ることから、
この蓄積は始まります。
そのため中性脂肪には、食事からの影響が反映されやすいのです。

ここで一度、自分の食生活を振り返ってみましょう。

いつも、満腹になるまで食べ過ぎていませんか?
そしてその内容は?
肥満の“モト”は山ほどあります。
その“モト”を、あなたは日ごろどのくらい摂取しているのでしょうか。

振り返ってみて、思わず苦笑いしてしまうような方も少なくないと思います。
そんなこれまでの“中性脂肪溜め込み食”を、
“健康的な食事”にシフトしましょう。

ただここで、「溜め込みたくないなら、単に食べなきゃいい」
と思った方、前述しましたがちょっとストップです。

食事というのは、なにも中性脂肪のみと関わっているわけではありません。
食物から得る栄養素は、私たちの体を維持するために欠かせません。

なかでもビタミンは、体内で合成することができず、
体外から摂取するほかありません。
しかもビタミンAやDなどの脂溶性ビタミンは、中性脂肪とともに
リポたんぱくとなって血管を流れ、体中に運ばれるものです。
そのため中性脂肪が不足すると運搬機能がうまくいかず、
栄養欠乏状態になってしまいます。

それに絶食はストレスにもなりますし、むしろ更なる悪化を招きかねません。
絶食したり限られたものだけを食べたりするのではなく、
食への知識をもとに、正しく、バランスよく食べることが大切なのです。
ニックネーム moko at 15:55 | TrackBack(0) | 生活習慣を見直す

2009年01月10日

植物性の油だからヘルシーよ!・・・と思ったら大間違い?!ことばのイメージの甘いワナ。

今回は、私たちが普段から摂取している「油」のお話です。

焼き物、揚げ物といった調理に使ったり、
あるいはお菓子などの加工品に含まれていたり。
どれも油は油ですが、種類は様々であることをご存知ですか。

中性脂肪値上昇につながる飽和脂肪酸、
LDLのみを減らしてくれる一価不飽和脂肪酸。
他にも多価不飽和脂肪酸として、
中性脂肪を減らしてくれるn-3系脂肪酸、
また、HDLもろともLDLを減らす、n-6系脂肪酸などがあります。

(漢字ばかりでちょっとややこしいですね・・・)

健康な人の場合、
飽和脂肪酸・一価不飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸の
理想的な割合は、3:4:3とされています。

多めに摂りたい不飽和脂肪酸は
植物性の油脂に多く含まれるものですし、
雰囲気だけでも「動物性」より「植物性」の方が、
体にいいような気がしますよね。

しかし!!そのイメージに騙されてはいけません。
植物性の油脂のなかにも、飽和脂肪酸を多く含むものがあるのです。

身近な例として、スナック菓子に使われている“パーム油”や、
チョコレートに使われる“カカオ脂”があります。
飽和脂肪酸を多く含むこれらの植物性油脂は、
直接調理に使うことはほとんどないものの、
このように加工品として、いつの間にか摂取しています。

また、紅花油や綿実油は多価不飽和脂肪酸の多い油ではありますが、
特に多く含まれているのはn-6系脂肪酸。
LDLだけでなくHDLまで減らしてしまうため、
とりすぎには注意が必要です。

もとから持っているイメージによって、
良かれと思って選んできたものが実は逆効果となってしまう…
そんなことのないように、油の違いにも目を向けるようにしましょう。
ニックネーム moko at 22:45 | TrackBack(0) | 食べ方にもコツがある

2008年12月28日

コレステロールと中性脂肪の超強力タッグが引き起こす「動脈硬化」。

高血圧症から動脈硬化へとつながるしくみをみてみましょう。

血液中に増えすぎたLDLは、血管壁の中へ入り込み、
体内の活性酸素によって酸化されます。

すると、“マクロファージ”という白血球の一種が、
酸化された“変性LDL”を敵と判断し、丸のみにします。

マクロファージは次々と変性LDLを飲み込み続け、
限界を超えると死滅してしまいます。

マクロファージの残骸と、飲み込んでいたコレステロールが
血管の内側に溜まって泡沫(うたかた)細胞へと変化し、
血管壁が盛り上がります。

その盛り上がりのまわりに様々な細胞が集まり、
“アテローム”と呼ばれる塊ができます。
こうして血管が狭くなり、動脈硬化となるのです。

コレステロールだけが、動脈硬化を誘発しているように感じるかもしれません。
ですが中性脂肪の増加もまた、このしくみに深く関わってくるのです。

まず、増えすぎた中性脂肪はHDLを減らし、
LDLを増やすことになります。
それだけでなく、中性脂肪が血液中に増えると、
通常よりも小さいLDLや、
リポたんぱくを分解するときにできる“レムナント”と呼ばれる
老廃物が増加します。

小さなLDLは、本来入り込めないような
血管壁のわずかな隙間にも入れるようになるため酸化されやすく、
変性LDLを増やしてしまうことになります。

また、この小さなLDLやレムナントは血管壁に沈着しやすいため、
血流の妨げとなるアテロームが大きくなってしまいます。

このように、コレステロールと中性脂肪が関わりあうことで、
動脈硬化をいっそう促してしまうのです。
ニックネーム moko at 15:31 | TrackBack(0) | 中性脂肪のココが知りたい